通勤ウォーキング

ウォーキングというものは、公園などのウォーキングコースを歩くだけではありません。
忙しいサラリーマンであれば通勤ウォーキングをお勧めしましょう。
文字通り、通勤の時間をウォーキングに利用するということです。
日ごろの運動不足と忙しさを同時に解消できる方法ですから、ぜひ試してみたいものです。
駅での階段の上り下り、駅までのウォーキングなどチャンスはどこにでもあるのです。
そこで注意したいことがあります。
それはストレッチです。
だれでもいきなり階段を駆け上がったりしたら、ひざや腰を痛めてしまいます。
電車の中や階段でできるストレッチを紹介しましょう。

特別なストレッチというわけではありません。
ポイントははずみをつけずにゆっくり無理せずに伸ばすということです。
また、呼吸を止めてはいけません。
自然な呼吸を心がけましょう。
自分で痛いと感じたらそれ以上の無理をしてはいけません。
ストレッチをするだけでも全身の筋肉がほぐれて関節が柔らかくなりますから、ウォーキングにもよい効果をもたらします。
血行を良くして気分的にもリフレッシュできるのです。
一日のスタートとして、電車の中でのストレッチを実践してみてはどうでしょうか。
朝から、元気よく動けるということは、仕事の上でもプラスになることは間違いありません。
電車の中で立ったままでいいので、足首を回してみましょう。
ふらつかないように手すりなどにつかまってやるといいでしょう。
また、アキレス腱や背中などを伸ばすストレッチもいいでしょう。

冬のウォーキング

冬のウォーキングでの注意事項を考えてみましょう。
寒さ対策を必ず考えておかなければなりません。
体調の管理も大事ですが、朝晩の道路状態にも注意が必要です。
凍結などで滑ることのないようにしなければなりません。

冬場の体調として考えなければならないことは、血液の循環が悪くなっているということです。
手足の動きが鈍くなりますから、転倒などでけがをすることのないようにしましょう。
手袋や帽子、耳あてといった防寒用小物を利用して体温を逃がさないように工夫してください。
手袋は必ず付けてください。
ポケットに手を入れてウォーキングというのは非常に危険です。
また、当然姿勢が悪くなりますから、ウォーキングの目的から大きく逸脱していると言えるでしょう。
ウォーキングでは腕を大きく振るという動作が大事ですから、手袋は必需品と言えます。
手袋をすることで手先から熱が逃げることを防げますから、セーター一枚分ぐらいの保温効果が期待できると言われています。
また、万一転んだ時に手をついてしまいますからそのためのけが防止の役割もあるのです。
それから、帽子も必要でしょう。
頭は冷たい風を正面から受けますので、帽子のありなしによる保温効果の差はかなり大きいと言えます。
保温性の高いウールや毛糸記事のものがいいでしょう。
耳も隠れるようなタイプもお薦めです。
風が吹いても取れにくいものがいいかも知れません。
その日の状況によって変えられるように、そろえておくのも楽しいのではないでしょうか。

夏場のウォーキング

夏はウォーキングにとって、どう対応すべきでしょうか。
昼間はエアコンの効いた部屋にいるのであれば、暑さに弱い体になってしまうでしょう。
暑い時には汗をかきます。
そのことで体温を調節しようとする体の仕組みなのです。
日ごろから運動をしているのであれば、新陳代謝を高めるような体ができていますが、一般の人は運動不足の人が多いのです。
夏バテにならないように気をつけながらウォーキングを行うようにしましょう。

エアコンの涼しさに慣れてしまった体の体温調節機能は衰えています。
その機能を元に戻すには運動をすることです。
運動をすることで1週間程度で通常の体温調節機能を回復できると言われています。

とはいっても、夏場のウォーキングを春先と同じようなペースで行うことは無理があります。
時間を少し短めにして、こまめに水分を取りながらウォーキングをしましょう。
だいたい10~20分程度のウォーキングがいいでしょう。
もちろん、自分の体調に合わせて、時間は調節しなければなりません。
水分は水だけではなくミネラルも補給できるものがいいでしょう。
スポーツドリンクなどが適しているようです。

夏の暑さが苦手という人は、朝や夕方、夜などの比較的涼しい時間帯を狙ってウォーキングをすることです。
肝心なことは毎日少しずつでもいいですからウォーキングを継続することです。
夏になって始めるよりも、春から始めて夏になる前に習慣づけることができればいうことはありません。

ウォーキングの楽しみ

ウォーキングは自然の中でできるスポーツですから、そのことを楽しむことができます。
単調に歩くばかりではなく、周りの景色をながめながら歩きましょう。
景色がいいところであれば、小休止してみるのもかまいません。
そのこと自体が健康にいいということを理解しましょう。
精神衛生上の効能があるのです。
また、そこの景色が気に入ったのであれば、もう一度来ることも考えるようになるでしょう。
そのようにしてウォーキングを続けていけば自然と健康になるというものです。
あらかじめ行く場所のことを調べておくこともいいでしょう。
どのようなコースが自分にとって興味深いのかを知っておくことで、ウォーキングの楽しみが増えることは間違いありません。

自分の家の近くばかりをウォーキングしていては、景色もありふれたものになってしまいます。
そのような時のためにコースを変えてみることはどうでしょうか。
遠くへ行く必要はありません。
例えば、毎日のコースを逆回りするということだけでも違った景色に見えるものです。
また、自然の中ならば季節によって、景色は異なってきます。
春はたくさんの花が咲いていて、秋には紅葉が見られるといった場所ならが申し分ないでしょう。

どのようなコースを歩くにせよ、自分で周りの変化を見つけるようにすることが大事です。
ウォーキングを通してみる風景は、車で通り過ぎるだけの風景とは全く違ったものなのです。
ウォーキングをするようになってから、新しい発見があるということは多くの人が感じています。

ウォーキングの継続

ウォーキングは誰でも気軽に始められるのですが、長続きさせるためには工夫が必要です。
ただ歩くということは日常でもやっているのですから、日常と違う意識づけということです。
まずは意識のことからです。
自分が何を目的にしてウォーキングをやっているかということをはっきりと意識することです。
健康維持、ダイエット、ストレス解消など何でもいいのです。
それらの目的のためであればある程度の努力もするようになるのが人間です。
それから、仲間を作るということです。
ウォーキングをしている人は意外と多いのです。
同じ公園で毎回会う人がいるなら、あいさつから始めてみまし
ょう。
会話が楽しみになるかも知れませんし、お互いのがんばりが励みになるでしょう。
ウォーキングのイベントなどに参加することもいいでしょう。
ウォーキングだけではなく自然に親しむとかバードウォッチングをするといったイベントも多いはずです。
そのようなサークルで仲間を増やすこともできます。
それから、日常生活の中で自分なりのルールを決めるということもいいでしょう。
常にウォーキングを意識するのです。
たとえばエレベータはなるべく使わないとか、近くへの買い物は歩いて行くといった小さなことから始めましょう。
具体的な目標を決めるとともにそれを記録するということもいいでしょう。
例えば、一日一万歩、一週間で7万歩と決めるのです。
毎日の記録をつけることで、その目標が達成できたかどうかがわかります。
達成できてもできなくても次の週への励みになるでしょう。

早朝ウォーキング

一日で一番気持ちのいいのはやはり朝でしょう。
早朝にウォーキングを行うのはたのしみのひとつという人も多いかも知れません。
早朝ウォーキングで注意しなければならないことがあります。
それは睡眠から覚めてすぐに運動を始めると心臓に負担が大きいということです。
起床後1時間ぐらいしてからウォーキングを始めることを心がけてください。
また、ウォーキング前のストレッチといったものも可能な限り行うようにしましょう。
冬の寒い朝であれば、特に大事なことになります。

朝起きてからの調子を測る目安として、安静時の心拍数があります。
一般的な人で60~80ぐらいだと言われています。
日ごろから心拍数を測るようにしておきましょう。
その日の心拍数に異常があればウォーキングは休みにするようにすべきです。

次に大事なことは空腹のままでウォーキングをしないということです。
朝起きてすぐは当然何も食べていませんから、血糖値は低下しています。
その状況でウォーキングを行えば、エネルギーを作ることができませんから、めまいを感じたり、ひどいときには不整脈になったりすることもあるようです。
たくさん食べる必要はありませんが、消化のよいバナナやヨーグルト、スポーツドリンクといった糖分を取ることを心がけてください。
また、睡眠中には予想以上の水分が失われていますから、水分の補給もこまめに行わなければなりません。
逆に朝食をとってからウォーキングを行うことも、消化のために血液が必要ですから、お勧めできません。

エクササイズウォーキング

ウォーキングの初心者を卒業したと思える人ならば、レベルアップを考えてみましょう。
エクササイズウォーキングというものがあります。
具体的な方法としては、通常のウォーキングよりも歩幅を広く、腕を大きく振りながら歩くというものです。
歩く速度もスピードアップしましょう。
通常のウォーキングの速度はだいたい分速70m前後だと言われています。
エクササイズウォーキングでは分速100m程度になります。
もちろん、目安に過ぎませんので、自分の実力に応じて行ってください。

エクササイズウォーキングを行う前提としては、通常のウォーキングで正しい姿勢を保てていることが条件となります。
無理な姿勢で無理な運動をすると故障の原因となってしまうからです。
エクササイズウォーキングでスピードアップする時のポイントはキック力を高めることです。
後ろ脚に体重を乗せながら、他方の足を前へ踏み込むのです。
後ろ脚は親指で地面をけるような感じでしょうか。
小走りを少し遅くしたイメージですね。
肘は90度ぐらいに曲げてコンパクトに振りましょう。
足のスピードが上がった分、腕の振りもスピードアップしなければなりません。
歩幅の目安として清朝の40~50%ぐらいが適当でしょう。
それから、大事なのは呼吸です。
運動量が上がりますから酸素を余計に必要とします。
息を吸う時間、はく時間を長くとる必要があります。
体内に送る酸素量を多くすることで、血液の循環もよくなりますし、脂肪の燃焼効率も上がるのです。

ウォーキングとマッサージ

ウォーキングを行った後というのは、どうしても足の疲れがでます。
これを翌日まで持ち越さないためにマッサージを行うとよいでしょう。
マッサージについて話してみましょう。
マッサージを行うことで、また明日からの仕事が頑張れるというものです。
マッサージの基本は心臓に遠いところからだんだん近くに行うということになります。
もちろん、これはウォーキング意外でも使えるものです。
足の裏から甲、アキレス腱からふくらはぎ、それから太ももといった感じです。
血液やリンパ腺の流れというものを意識しながら、ゆっくりとマッサージするとよいでしょう。
マッサージの細かい方法というのはインターネットなどで調べてみるとよいでしょう。
足の裏のつぼを押すといったことも効果があるようです。
いずれにしても、マッサージをすることで、疲れを取ることができますから、ウォーキングを地道に続けていくという観点からもぜひ励行したいものです。
血液やリンパ腺の中の老廃物を取り除くということが疲れを取るということになるのです。

ウォーキングのマッサージでは特に足の部分を重点的に行いましょう。
足指のつけねから土踏ますといったところを両手で押したりもんだりするのです。
かかとにはかなりの負担がかかっていますから優しく時間をかけてもむことが大事です。
足の甲の所は指と指の間の骨の隙間をもむように丁寧にマッサージしてください。
靴を履いているので小指や薬指といったところは圧迫されていますから広げてやるようにするとよいでしょう。

ウォーキングの効果

人間の体というものはうまくできているものです。
ウォーキングをやることで骨に負担がかかるのですが、それを続けていると骨がその負担に耐えられるように強くなっていくことが医学的にも証明されているのです。
寝たきりになってしまうと立ち上がることが難しくなるということの逆なのです。
ウォーキングによって体の各部分に適度な刺激をあたえることができるのです。
骨を丈夫にするためにサプリメントなどを飲んでいる人もいるかも知れません。
しかし、それだけでは骨は丈夫にならないのです。
サプリメントに含まれるカルシウムと骨に与える適度な刺激の相互作用によって骨が丈夫になるのです。

ウォーキングが体に与える刺激は全身に行き渡りますから、体全体が刺激に反応して健康になるという仕組みです。
もちろん、刺激が適度の範囲を超えてしまうとひざの痛みや腰痛を招いてしまいますので、自分で加減をしなければなりません。
そのためには、ウォーキングを行う前にその日の体調や疲れ具合といったものを、客観的に判断しましょう。
体調によってはその日のウォーキングを取りやめることも考えなければなりません。
楽しく爽快にウォーキングができるという状態を作ることが大事なのです。
また、骨を作るのはビタミンDが必要ですが、日差しを浴びることでこのビタミンDが体内でつくられます。
ウォーキングを屋外で行うということの効果はこのようなところにも表れてくるのです。
適度な日差しのもとで楽しくウォーキングを行いましょう。

水中ウォーキング

通常のウォーキングではどうしても足に負担がかかってしまいます。
足に不安のある人であれば水中ウォーキングをお勧めしましょう。
プールで泳ぐのではなくて水中を歩くのです。
水の抵抗がありますから、地面を歩くよりも運動量としては大きくなります。
水中ですから、足への負担はほとんどありません。
足に持病などがある人でも十分可能な運動と言えます。
特に肥満などの体格の人であれば、ウォーキングよりも水中ウォーキングがいいでしょう。
体重によって足にかかっている負担を取り除きながら、運動を行うことができるからです。
水泳のようなものは激しい運動になりますから、一般の運動不足の人にとっては継続することは難しいでしょう。
しかし、水中ウォーキングであれば自分のペースで行うことができるのです。
最近ではウォーキング専用のプールといったものも各地につくられています。
近くのプール施設などを調べてみるといいでしょう。
体力の衰え始める中高年の人にはやっているようです。
水中ウォーキングであれば、かなりの年配の人でも無理なく行えます。
寝たきり予防のリハビリセンターといったところでも行われている場合もあります。
地面の上でのウォーキングに比べると、体全体に受ける抵抗が大きいですから、消費するカロリーも大きくなります。
おおよそ3倍ぐらいのカロリー消費といわれています。

プールですから周りの景色が変わるわけではありませんが、ひざや腰を痛めないウォーキングということではやってみる価値は十分にあるでしょう。